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七味の七不思議【極み】

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皆様おこんばんは!元気かい?4月も後半に差し掛かり段々と暖かくなって参りましたね、朝の起き辛さが解消してウッキウキでございます、そんな今回は皆様待ちに待った極みシリーズ第2弾七味の七不思議をお送り致します、お蕎麦にとても合う七味、その中身が何かは謎が多いかと思われます、いつも吐き出すあの大粒は何かが、遂に判明すのでげす!それでは最後までごゆるりとお過ごし下さい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪七味唐辛子は唐辛子を主とした薬味や香辛料を調合した日本の調味料しばしば七味と略される名の通り七種類の調合である老舗の調合では唐辛子のほか山椒、麻の実、黒胡麻が共通し、けしの実、青のり生姜などに違いがある一方、唐辛子のみの調味料は、一味唐辛子である七味唐辛子というのは上方風の名前であり江戸・東京周辺では七色唐辛子、七種唐辛子である近代以降の多くの辞書では「なないろとうがらし」を標準語形とした、しばしば略して「なないろ」と言う唐辛子は「とんがらし」とも発音される、うどん・そば、味噌ラーメンなどの麺類や牛丼、湯豆腐、水炊き、豚汁などの日本料理の薬味や汁の吸口として使われることが多い、東京・浅草寺門前「やげん堀」、京都・清水寺門前「七味家」長野・善光寺門前「八幡屋礒五郎」が老舗である、やげん堀・七味家・八幡屋磯五郎三者は、日本三大七味唐辛子と称され土産物としても重宝される大木唐からし店も老舗であるぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【山椒】‬
‪ミカン科サンショウ属の落葉低木、別名はハジカミ原産国は日本であり北海道から屋久島までと朝鮮半島の南部にも分布する若葉は食材として木の芽の名称がある雄株と雌株がありサンショウの実がなるのは雌株のみである和名サンショウの由来は「椒」の字には芳しい・辛味の意があり山の薫り高い辛味の実であることから「山椒」の名が付けられたと考えられる学名のZanthoxylum は「黄色い木」の意味で材が黄色いことからpiperitum はコショウのようなという意で実が辛いことからきている別名であるハジカミはショウガなどの他の香辛料の別名でもあり、その区別のため古名では「ふさはじかみ」「なるはじかみ」と呼ばれた「はじ」は実がはじけることから「かみ」はニラ(韮)の古名「かみら」の意で辛いことを示す「ふさ」は房状に実がなることであり「なる」は実が成るハジカミであることを示す地方名にサンシュ、サンシュノキなどがある英名はジャパニーズ・ペッパー、ジャパニーズ・プリクリィ・アシュ中国植物名は山椒である古くから若葉や果皮は香辛料として使われており薬用にも使われる縄文時代の遺跡から出土した土器からサンショウの果実が発見された例もあるぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【麻の実】‬
縄文時代早期から前期の日本の9500-10500年前の複数の貝塚からアサの果実が見つかっており栽培された可能性は高いが、いずれにせよ食用であるため利用されていたことには間違いがない薬としての最初の使用は起源前2700年前の伝説の中国の皇帝の神農の教えを伝える2世紀の『神農本草経』に書かれている『神農本草経』には麻の花穂「麻蕡」(まふん)として集録されるが古代中国の文書でもこのようなシャーマニズム的な使用はみられない中国の新疆ウイグル自治区にて2700年前に精神活性あるいは占いに用いられたとみられる大量貯蔵された大麻が発掘されており2500年前の中国の古代都市の車師の墓地からも花穂の特徴から摂取を目的としたと考えられる大麻が出土しているシャーマニズムは中国ではむしろ制限されてきたがインドでの大麻の普及に貢献した遊牧民族に一般的であるヒマラヤで発展した仏教の密教では瞑想を容易にするため大麻が用いられたぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【黒胡麻】‬
‪ゴマ科ゴマ属の一年草アフリカ大陸に野生種のゴマ科植物が多く自生しているが考古学の発掘調査から紀元前3500年頃のインドが栽培ゴマの発祥地である主に種子が食材や食用油などの油製品の材料とされ古代から今日まで世界中で利用する植物である農研機構作物研究所において育成された「ごまぞう」はゴマでは初めての登録品種であり種子中のリグナンであるセサミン、セサモリン含有量が既存在来種と比較して高いことが特徴である2009年には同じくリグナン含有量が高い黒ゴマ新品種「ごまえもん」と白ゴマ新品種「ごまひめ」が育成され品種登録出願された、その後両品種はそれぞれ「まるえもん」と「まるひめ」に名称変更されているアフリカのサバンナに約30種の野生種が生育しておりゴマの起源地はサバンナ地帯、スーダン東部であろうというのが有力であるナイル川流域では5000年以上前から栽培された記録がある古代エジプトではゴマは体に良い食べ物とされ薬用利用などしていたことが医薬書に象形文字で紹介されている日本では縄文時代の遺跡からゴマ種子の出土事例がある奈良時代には畑で栽培しゴマを圧搾しゴマ油を作り食用油として調理したり燈油として用いた平安時代の『延喜式』ではゴマの菓子や薬用利用について記されているぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【陳皮】‬
‪本来中国では熟したミカン科のマンダリンオレンジの果皮を干したもので漢方薬の原料のひとつ日本では熟したウンシュウミカンの果皮を乾燥させたもので代用している日本薬局方においてはウンシュウミカン又はマンダリンオレンジの成熟した果皮と定義されている薬用目的として製造する場合、古くなったものもしくは陳旧な果皮が良いということから陳皮と呼ばれ未成熟の青い皮を干した果皮は青皮と呼ばれる成分としてヘスペリジン、ルチンなどフラボン配糖体が挙げられる血圧降下作用もあり漢方では芳香性健胃、鎮咳薬として、食欲不振、嘔吐、疼痛などに対して用いられる外皮を陰干しして乾燥させ1年以上たった果皮が生薬として利用される漢方方剤では二陳湯、六君子湯補中益気湯、保済丸などの成分として配合されるウンシュウミカンの果皮を乾燥させた比較的新しい陳皮は薬味に使われ七味唐辛子の材料のひとつとしてもよく使われている鹿児島県奄美大島では主にタンカンの皮を干して薬味として使用しており奄美料理で最も有名な鶏飯の香り付けに欠かせない他にも風味付けのユズの代用として味噌に混ぜて合わせ味噌としたり炒め物、漬物に加えることも行われている中華料理では配合粉末スパイスである五香粉の補助材料のひとつに加えられる場合がある広東料理、特に順徳料理では陳皮を細切りにしてケツギョなどの蒸し魚や貝類の蒸し物の上にネギ、トウガラシなどとともに散らしたり「陳皮鴨」と呼ばれるアヒルの煮物に使われたり牛肉などの肉団子に混ぜたり白粥に入れて煮たりする水に晒して塩漬けにした後、砂糖、甘草等で味付けした九製陳皮などの菓子あるいは嗜好品が販売されている茶と組み合わせたり単独で、或いは砂糖などを加えて茶外茶として飲用にすることもできるぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【芥子】‬
‪ケシはケシ科ケシ属に属する一年草の植物、日本語のケシは英語のpoppyと同義とされるが英語では単に poppy といえばイギリス各地に自生しており園芸種としても盛んに栽培されているヒナゲシ Corn poppy を指す一方日本語で単にケシといった場合それが種指定をも包含している場合はもっぱら本種を指す英語では本種を Opium poppy と呼び poppy とは明確に区別している日本語でも、他の園芸用ケシ属植物と区別するため特に本種を阿片ケシと呼ぶことがあり学会などでは種小名を用いソムニフェルム種と呼ぶ芥子という表記は本来カラシナを指す言葉であるがケシの種子とカラシナの種子がよく似ていることから室町時代中期に誤用されて定着したものであるとされる日本では Opium poppy など Opium 産生植物はあへん法で栽培が原則禁止されている種に指定されており厚生労働大臣の許可を得ずして栽培してはならないOpium とはアヘン、麻薬の意味である本種の未熟果に傷をつけると出てくる乳液からアヘンが穫れ、それから精製されるモルヒネモルヒネを化学的に変化させたヘロインは麻薬に指定されている、しかし完全な麻薬であるヘロインはともかくモルヒネは鎮痛鎮静剤として医学薬学的に重要であり特にがん患者の激痛を和らげたりペインクリニックでの治療に不可欠である適切な使用に基づけば依存症に陥ることも少ない、なおアヘンやモルヒネについての詳細は当該項目を参照されたいケシは移植することができないので直播しなければならない、あぜ幅50cmに作り9月下旬、10a当たり180mlの割合で種子をまく、翌春、間引きし株間約10cmとする5月上中旬、開花、花弁が落下し数日を経て子房が十分に発育した頃、子房の立隆線にそって浅く切り傷をつけ、アヘンを採取する栽培植物としての歴史は古く紀元前5000年頃と考えられるスイスの遺跡から本種の種子が発見されている(どのように利用されていたかは不明)四大文明が興った頃にはすでに薬草として栽培されていたとされシュメールの楔形文字板にも本種の栽培記録がある本種の薬用利用はそこからエジプトを経てギリシャに伝わったと考えられローマ帝国を経てヨーロッパ全土に広まった、その間に帝国の退廃を映して利用法も麻薬用へと変貌を遂げ、大航海時代を経てアヘン原料として世界各地に広まった特にイギリスは植民地であったインドで本種の大々的な栽培を行い生産されたアヘンを中国へ輸出し莫大な利益をあげたぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【青海苔】‬
‪日本において食用として利用される数種類の海藻の総称である代表的なものはヒトエグサ科のヒトエグサ、アオサ科アオサ属のアナアオサ、旧アオノリ属のスジアオノリなど狭義では旧アオノリ属のスジアオノリ、ウスバアオノリ、ヒラアオノリ、ボウアオノリなどのみを「アオノリ」と呼びヒトエグサやアナアオサを含めないこともある現在「アオノリ」と呼ばれているものはヒトエグサなどヒトエグサ科の海藻、アオサ科アオサ属のアナアオサ、スジアオノリに代表される旧アオノリ属の3種に大別され、それぞれ風味や用途が異なる生産量では最も多く主として佃煮などに加工される天然物はヒトエグサ、養殖はヒロハノヒトエグサが多い一大産地である三重県の伊勢志摩地方では「あおさのり」と呼ばれる沖縄県では「アーサ」と呼びアーサ汁や天ぷらなどに利用される‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【生姜】‬
‪熱帯アジアが原産という説が最も有力だが野生のショウガが発見されたことがないためショウガの原産地は厳密には不確定である長い間インドのポンディシェリの近くにgingi地方という地域があって、そこがショウガの原産地と考えられていた、それがラテン語のジンジベルの語源という説もあったが今日ではサンスクリット語のショウガのペルシア語訳が語源と見られているインドでは紀元前300 - 500年前にはすでに保存食や医薬品として使われ中国でも論語の郷党編の中で孔子の食生活にはじかみの記述があり紀元前650年には食用として利用されていたことが窺われるヨーロッパには紀元1世紀ごろには伝わっていたとされる、しかしヨーロッパは気候が栽培に向かず産物として輸入はされたが古代ギリシア人もラテン人も料理にショウガを活用することは少なく主に生薬として利用した日本には2 - 3世紀ごろに中国より伝わり奈良時代には栽培が始まっていた『古事記』に記載があるように早くから用いられている古くはサンショウと同じく「はじかみ」と呼ばれ区別のために「ふさはじかみ」「くれのはじかみ」とも呼ばれた大陸からミョウガとともに持ち込まれた際、香りの強いほうを「兄香(せのか)」弱いほうを「妹香(めのか)」と呼んだことから、これがのちにショウガ・ミョウガに転訛したとする説がある中世のヨーロッパではショウガの需要がコショウに匹敵するほど高まった14世紀のイギリスでの相場はショウガ1ポンドでヒツジ一匹の価格に相当したヨーロッパ人が植物としてのショウガを初めて見て記録したのは13世紀にマルコ・ポーロがインド・中国で見た時のものが初めてであるという15世紀末に新大陸が発見されるとショウガはすぐに栽培作物として持ち込まれ16世紀半ばには西インド諸島はショウガの産地となったぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい!本日も無事にお送り致しました!あの大粒は麻の実だと判明しました、これで心置きなくペッ!って出来ますね!…終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【楽しい広場】

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