kenyaのはてな

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気になる小説

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皆さんおこんばんは!元気かい?わたくしめは毎日変わらない生活をして少し嫌気が出てきています、そう言う時は本、映画などを見ると新しい発見があったり何かに挑戦してみたくなるのであった…そんな今回は小説について調べて行こうと思います、数ある小説の中で何が選ばれるでしょう?それでは最後までごゆるりとお過ごし下さいませどうぞう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【小説】‬
‪小説という言葉は君主が国家や政治に対する志を書いた大説や君主の命などを受けて編纂された国史に分類される伝統的な物語や説話に対して個人が持つ哲学的概念や人生観などの主張を一般大衆に、より具体的に分かりやすく表現して示す小編の言説という意味を持たされて坪内逍遙らによって作られて定着していったものとも言われている以前は小説と物語の間には明確な区分があるとされてきた、すなわち話の展開に内容から導かれる必然性があるものが小説であり内容とはかかわりなく偶然のつながりによって話を進めてゆくのが物語という見方である言い換えると小説は「虚構の連続性と因果律のある話の構造」を持たねばならないことが条件とされた、さらに発展して「話の展開と主人公の具体的な性格に必然的な関わりがあるのが小説そうでないのが物語」とも言われた19世紀以降に小説の主題概念が強くなるために「小説」は主題、主人公の造形、話の展開の結びつきが密接であることを要求されてきた、ただしこのような観念は20世紀に入って『贋金造り』(アンドレ・ジッド)のような小説が登場するに至って崩壊したといえよう反小説なる小説まで登場した現代では、もはや何を以て小説とするかは一概に決めることはできない、このように近代文学観の呪縛から離れてみれば古代日本文学の『源氏物語』(紫式部)は近代の心理小説に匹敵する描写がみられることが指摘されているし古代ギリシャ文学の『ダフニスとクロエ』(ロンゴス)なども「小説」的要素を持った最古の例のひとつといえようぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‬‪【銀河鉄道の父】‬
‪この小説は政次郎が京都で息子の誕生を告げる電報を受け取るところから始まる「賢そう」に見えるから「賢治」と名付けられた赤ちゃんだった以降、物語は賢治が育っていく様子を彼が息を引き取るまでの時系列で父親政次郎の目線から語っていく幼い頃、赤痢で入院した賢治を夜通し看病する政次郎のエピソードやがて鉱石マニアになる賢治、成績優秀で進学したものの家業の質屋を継ぐこともできず法華経の団体に入信して家を飛び出してしまう賢治肺病を患い故郷に戻ったり妹トシを看取ったり賢治は人造宝石を作る工場を経営しようとか飴工場を作ろうとか夢のようなプロジェクトを話しては父親を呆れさせる、だがやがて農学校教師の職が見つかり、生徒を熱心に教えることと童話執筆に喜びを見出すようになる賢治と父の関係を中心にしながら明治時代の東北岩手県の、とある一家の生活を垣間見させてくれる物語ともなっているぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【恋忘れ草】‬
直木三十五賞授賞の記者会見で「江戸のキャリアウーマンを書いたのです」と語っている通り恋忘れ草の主人公は皆女性で、それぞれが手に職をもっている「恋風」は手跡指南、「男の八分」は筆耕「後姿」は娘浄瑠璃「恋知らず」は小間物問屋の娘「恋忘れ草」は女絵師「萌えいずる時」は料理屋の女主人である本作では連作の形をとっているのが特徴であろう独立した短編の形式ではなく、それぞれの短編の中に別の短編の主人公を名前だけでも登場させることで連作の形式にしている、おそらくは連作にすることで作品として同時代性を持たせたかったのだろう、このことは、うまく行っていると思う面白い試みだと思うぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【遠いアメリカ】‬
‪戦後十年、日本人はまだ貧しい生活を送りながら大国アメリカの豊かな物質文化や娯楽産業に憧れをいだいていたクリーネックス・ティシューや雑誌「ヴォーグ」そしてハリウッド映画そんな時代に二十代半ばの青年重吉と演劇に没頭している椙枝は二人で愛をはぐくんでいた一向に見えない自分たちの将来に悪戦苦闘しながらも愛と希望だけを頼りに生きる往時の若者たちが瑞々しく描かれる全4編からなる第96回直木賞受賞作1955年夢のアメリカに恋い焦がれた若者たちの青春群像小説だぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【カモフラージュ】‬
松井玲奈さん執筆の短編小説カモフラージュが2019年4月に発売されました短編小説カモフラージュは『食』をキーワードに恋愛からホラーまで多彩なジャンルで6つのストーリーから構成されています誰もが化けの皮を被って生きている、あなたは本当の自分を他人に見せられますか?そんな化けの皮を剥いでいくのがこの小説だぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【渦妹背山婦女庭訓 魂結び】‬
儒学者の父、穂積以貫の子として生まれた成章、幼少期は学業も優秀で将来が期待されていたのに何を間違ったのか浄瑠璃好きの父に影響されて、やがて道頓堀の芝居小屋に入り浸り、のんべんだらりと日々を過ごすようになってしまう親にはあきれられ、半ば見放された成章だが雑用係のような仕事をしつつ浄瑠璃一座の台本をやがて任されるようになる筆名は近松門左衛門にあやかって近松半二とした半分の近松だけど二個あるから一人前というわけだ半二は台本作者として書きまくる人生へと身を投じることになる弟分の正三は先に歌舞伎作者として名をはせるも半二は下積み生活だがやがて、書いた台本が人気を博し看板作者になることもできる晩婚だが、お佐久と所帯も構える、しかし操浄瑠璃の人気は段々と歌舞伎へ負けてきた客の入りはどんどん少なくなり浄瑠璃の世界で生きていた者達も、どんどん歌舞伎の方へと身を移すようになる、その中でも、なんとか人形(操)浄瑠璃を立て直そうと半二はかねてから構想していた大作へ取り掛かるのだった、この作品には近松半二の幼少期から人生の幕が閉じるまでが描かれた伝記となっているぞ‬

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はい!本日も無事お伝え致しました!慌ただしい日本社会にとって一番大事なのは、ふとした安らぎなのかも知れませんね、毎日変わらない生活が次第に当たり前になっているこの時代、ちょっとした変化が必要とされています…終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【光と陰がまじわる日】 https://www.alphapolis.co.jp/novel/309484851/287216329

 

 

 

 

 

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