kenyaのはてな

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不死身の代償

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皆様おこんばんは!元気かい?連日暗いニュースが続いておりますね、明るいニュースと言ったらマスクが無料配布される事ぐらいしかなく悲しくなって来ます、行事ごとも中止が相次ぎこの先どうなって行くのでしょうか…そんな今回は不老不死についてお伝えして行こうかと思われし誰もが憧れる不老不死の世界、どんな世界が広がっているが楽しみだわい、それでは最後までごゆるりとお過ごし下さい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪不老不死とは永久に若く死なないこと「不死身(いかなる傷、打撃、病気、苦痛にも耐えられる状態)」の類義語「長生不老」と同意である中国人の伝統的な生命観の一つとされており始皇帝は実際に不老不死の薬を求め、かえって死期を早めた、その他にも不老不死を求める話は後述の通り世界各地にある西洋では「elixir of life」(エリクサー)という錬金術の霊薬がある古今東西の賢人は後述の通り不老不死を求める行為の愚かさについて指摘している神話などは経時により老化し継代できない肉体由来ではなく経時で老いたりはせず継代できる(民族)精神に由来する文字や壁画などの文化であるため神話における死や不老不死は象徴的なものであることが多く特に明暗や境界がはっきりと分かれる太陽や月、昼夜などに結び付けられた神は象徴的に死と復活を繰り返し不老ではあるが不死ではないとするものが多い、それに関連して、その死が現世から立ち去る、あるいは隠れるだけであると死の断言を回避することで間接的に不死であるとするものもあるヒト個体においても冥界や煉獄あるいは輪廻転生といった「肉体は朽ちても個人の精神は不朽である」とする文化がある‬‪中国では古くは始皇帝が不老不死を求め実際に徐福に蓬莱の国へ行き仙人を連れてくるように(あるいは仙薬を持ってくるようにと)命じたことが『史記』に記録されている無論それらを探し出せなかった徐福は始皇帝の怒りを恐れて、そのまま日本に「亡命」したと伝説は語っている、この世で強大な権力を手に入れた始皇帝は死を恐れ不老不死を手に入れようと部下達に無理難題を押し付けた始皇帝によって不老不死の薬を作ろうとする試み練丹術が始まったが、無謀な命令を受けた彼らが作りだしたのは「辰砂(しんしゃ)」すなわち水銀などを原料とした丸薬であり、それを飲んだ始皇帝は猛毒によって死亡した熱い砂漠を移動する中、始皇帝の死体はすぐに腐臭を放ち始めたが皇帝の死を隠すために皇帝の馬車の前後に腐った魚を乗せたとか側近が皇帝の死体を腐った魚が入った箱の中に入れたなどという話が残っている『史記』の他の項では不老不死の薬が得られなかった代わりに「延年益寿」の薬の名が登場する他にも漢の武帝の時代に「3000年に一度だけ実る西王母の仙桃を食べた」という東方朔の伝説が残っている李白白居易も「不老不死の薬」を作ろうと努力したと伝えられる大形徹の『不老不死』という書籍では中国で仙人の伝説が生まれた状況や、その仙人の謎に包まれた生活様式や修行の内容、不老不死の仙薬《金丹》がどのように描写されていたかが解説されているぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【生物学・医学】‬
‪ヒトにおける「不死」の定義は精神と肉体の死が分かれているためサイエンス・フィクションが盛んな現代においては定まっていないという点に注意する必要がある、すなわち死の三徴候(呼吸停止、心臓停止、脳停止)の永続回避であるか不老が継続することによる老衰死の回避であるか宇宙空間などの極限環境でも生命活動が停止しない状態であるか脳などの重要器官が外的損傷や切断された後からの回復が可能な状態のことであるか肉体が消滅してもその瞬間と完全に同じ状態を再現した肉体に精神を移植させることであるか、など不死の定義は様々に別れているのである生物学的な見地では個体の精神的個性を発生させる器官(ヒトにおいては脳)が不可逆的に停止したときが死である単細胞生物も多細胞生物も一定期間で細胞分裂を行い子孫となる細胞を作るという方式で種としての生命を繋ぐ単細胞生物は老衰による自然死は発生しないが真核生物に属する場合はDNAに損傷を受けるとミトコンドリアによるアポトーシスが誘発されるため細胞機能停止による自然死を迎えうる多細胞生物の細胞は細胞分裂を重ねるにつれてヘイフリック限界に達して老化を開始し、あるいは前述のように外的要因によるアポトーシスが行われ、この老化現象や細胞死が代謝が遅く代替の効かない脳や心臓などの内臓器官に及ぶと不可逆的に停止して(寿命を迎えて)絶対死に至る、このため細胞老化を司りヘイフリック限界を延長するテロメアやテロメラーゼを活用して細胞死を回避し、それによる間接的な不老不死を発生させる研究が行われているぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【不死の例】‬
‪いったん個体が老化したのちに若返りができる動物(ベニクラゲなど)も存在するが、きわめて例外的であり「常に若いまま」という不老不死の定義にも反する一部のがん化細胞が不死株として培養され続けている例があるが、がん細胞は増殖能を持ち他の細胞を侵害する上栄養供給が断たれれば宿主とともに死ぬため、がん化が直接に不死をもたらすものではない現代の医学においても老化の防止は重要な課題である(抗老化医学)が、いわゆる若返りはおろかプログラム細胞死の回避すら困難なものであり現代医学において長年にわたって老化を押しとどめるものではない不老症は確認されていないものの赤ん坊の姿のまま成長が止まっている16歳の女子ブルック・グリーンバーグの一事例が報告されている、ただし彼女は2013年に亡くなり単に成長が止まっているのか能動的に老いを回避しているのかは不明のままである近年、人体冷凍保存(クライオニクス)という技術が注目を集めている海外では有名メジャーリーガーのテッド・ウィリアムズが自身の死後、遺体を保存している未来で遺体の細胞を損なうことなく解凍し治療できる技術ができ次第、解凍する予定であるとされている記憶などをデータに変換するデジタル・イモータリティという考え方があるBlue Brainプロジェクトでは人間の脳の動きを再現する試みが行われているぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【批判】‬
‪不老不死を「永遠に続く生の苦しみ」「死による終わりがない苦しみ」と解釈し、それに警鐘を鳴らすことで不老不死を求める愚かさや永遠の生にまつわる詐欺行為を戒める寓話や伝説は数多い例えばフライング・ダッチマンなどは永遠の責め苦を与えるために不老不死を与えられているギリシア神話のプロメーテウスは神族であるがゆえに不老不死であり、それによってゼウスが科した内臓を山上で晒しものにされカラスについばまれ続け苦痛を受け続けるという刑罰が成立している不老不死が不可能と解っていつつ少しでも長く生きたいと思いながら毎日一日一日をいい加減に扱う人間の生き様を東西の賢人達は警告した古代ローマの思索家セネカも『人生の短さについて』で兼好法師と同様に人生は短いのではない人間がそれを短くしてしまっているのだと述べた、それは不摂生で人生を短くしているといった意味ではなく、我々が、一日一日を大切に生きていない一日一日を活かしきっていない、ということを述べているのだというセネカは毎日を「人生最後の一日」のように思いつつ明日を頼りにして今日を失わないこと、心の多忙から解放されることを薦める心が忙しないと例え物理的には引退して別荘に住んでいても心は感じるべきことを感じないセネカはこれを「怠惰な多忙」と呼んだ‬ぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【周囲の生命が進化し不老不死の人間は仲間はずれの状態になる】‬
‪人類はまだ進化の途上にあると多くの人が信じていますが、せいぜい1000年~2000年くらいでは大きな変化は起きないでしょう、しかし「不老不死」というからには、たとえば100万年後の地球でも生き続けなくてはならないことを意味していると思われます現在の科学の力では将来的に人類がどのように変わっていくのかつきとめられていないため未来の隣人たちは現在の人類とは見た目からして異なるかもしれません未来の人類は変化する周囲の環境に対応し続けますが時の進みが止まっている不老不死の人間が適応することは難しいでしょう現在の人類の消化器系では消化できない食べ物がスタンダードになるかもしれないし未来の娯楽は古い脳では理解不能なものかもしれず未来の言語をしゃべることができる保証もありません、それに生殖機能も進化している可能性があり生殖行為から完全に隔離されてしまうことも考えられますぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【不老不死であるために普通の生活を送ることができない】‬
‪仮にどこからか現れた少年が地下室にこもっている不老不死の人間を見つけたとしたらそのことをあちこちに言いふらしたちまちその人は有名人になってしまうでしょう、そして永遠の命を持つ存在としてあがめられ家の庭には連日死をまぬがれたいと願う人たち、たとえば不治の病にかかった人たちが行列をなすかもしれません、そうなればその人間がリーダーとなって新たな政府や組織を作ることも簡単にできるでしょう世界の大富豪たちが自分たちも不老不死になるため、その人の血や内臓を研究する可能性もおおいにあります石油をめぐってこれまでの歴史上でもさまざまな争いが繰り広げられてきましたが永遠の命の秘密というのはもっと魅力的だと思われるため不老不死の人間が誘拐されて地下室に幽閉されるという展開も十分考えられますぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【体は年をとらないが精神的に確実に老いていく】‬
‪脳が記憶できる容量は限られていますが、その一方で体は若いまま生き続け新たな記憶を次々と刻みつけなくてはなりません普通の人間が生きているような期間であれば問題はありませんが当然それ以上の時間を生き続けるため、いわば容量オーバーを起こしてしまいますハードディスクのように簡単にフォーマットできるわけでもないので古く不要な記憶が脳の動作を遅くしてしまうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

‪【正気を保てないほどの早さで時間が経過していく】‬
‪年を取るごとに時間が過ぎるのが早く感じると実感している人もいるかもしれませんが、それは実際ものの例えではないようです年月が経過するごとに新たなできごとはどんどん減っていくため前の年よりも今年は早く行き過ぎるような感覚になるでしょう非常に高額な贈り物は一般人からすればとんでもない幸福ですが、お金持ちからすればまったく新鮮味を欠くものだと言えるように1000年生きていれば大学時代に数年間女性とつきあうのも50年間妻と連れ添うのも大差がないように感じるようになってしまい、かなり感覚が狂っていくぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

‪【事故や天災に遭って身動きが取れなくなる可能性がある】‬
‪不老不死の人間はかならず若くて健康でありベッドに横になることなどせずガンなどの疾患で苦しむことは永久にないかのように描かれます、しかし生きていればどこかで事故や天災に遭うこともありえるわけで、そうした時にガレキの下に閉じ込められてしまった場合そこから出られないまま、たとえ救助活動が打ち切られたとしても生き続けるしかありません不老不死と無敵がほぼ同義であるような考え方があるように感じますが普通の人間が単純に永遠の命を手に入れた場合こうした災いから逃れる術はありません現在予期されているだけでも核戦争や隕石の衝突、太陽の消滅などさまざまな危険があるわけですが、それらすべてに対して心配しなくてはならないのは非常につらいものです、それも地球がそれらの災害までずっと存在すればという仮定に立っているわけで、ずっと生き続けることが幸せをもたらすとはとても言えなさそうですぞ‬

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい!本日も無事にお伝え致しました!不老不死…長く生きれば幸せな事も不幸な事も沢山あります、幸せな人生なら良いけれども不幸な人生で不老不死だった日にはまるで地獄でございます、何事も運が絡んでくるのです…終わり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

【楽しい広場】

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